前回のブログで書きましたが、
去年及び今年に入ってJ×Jが主に取り組んだ助成金・補助金関連は以下の3つ。
①業態転換支援事業(東京都中小企業振興公社)
②小規模事業者持続化補助金コロナ特別対応型(日本商工会議所)
③新ビジネスチャレンジ支援(台東区公益財団法人産業振興事業団)
この3つに関しては無事に採択され、2つは支給決定、残り1は今実績報告書を作成中。
助成の上限は①は100万、②も100万(申請内容にもよるけれど)、③は20万です。自店のような個人店には十分な予算ですが、いわゆる中小企業にとっては労力と見合うかどうか微妙なところだと思います。
そこで今注目されているのが「事業再構築助成金」。通常枠では補助額100〜6,000万、補助率3分の2。上記3つとは予算規模が全然違います。飲食に限らず、幅広い事業をカバーしているのもあって先日の第一次公募の際には応募殺到でサーバーダウン、締切が一週間延びたほど。補助額が多いだけに要件も厳しめ(山本調べ)、自力はちょっとしんどそうという印象。ので、J×Jはとりあえず今はスルーしてます。
あと感染症対策にかかる経費の軽減で言えば「中小企業等による感染症対策助成事業」。これは東京だけですね。こちらは上記3つと被るところもあるので、いったん据え置きしてますが、今後「山梨モデル」の全国普及が本当に余儀なくされるのであれば、申請を検討しようかなと考えています。
といった具合で、色々あります。上記3つに関しては①は間もなく最終締め切り、②は「低感染リスク型ビジネス枠」として新たに予算が組まれ(第一次公募はまもなく終わりですが2次も始まるのではないかと)、③も再受付を望む声多数ということで似たような制度が新設されています。なので、それぞれのお店の事情と都合に合わせて、良さそうなものをチョイスするのがいいと思います。
以上3つを自力で取り組んでみて思うのは、
①制度の主旨や目的に見合う申請内容であり、
②申請内容が論理的、合理的
であれば採択されると思うのですが、結果的に採択率が30%前後であることを考えると「申請金額が上限いっぱいでないこと」もポイントなんじゃないかと個人的かつ密やかに思っています。僕は③以外、上限の半分くらいで申請しています。多分、採択するほうもできれば採択したいのだと思います。感染拡大防止のための補助で、感染拡大防止を促してるのに採択率が10%とかだと逆に問題になるだろうし、採択率は申請件数によって決まり、件数が多い方が事務局側としては都合がいいはずで、100万の申請している1社と50万の申請をしている2社であれば、後者を選ぶのではないかと勝手に思ってます。
また、下記リンクのような問題も出ています。
揺れるところではありますが、もしお店や事業主が何か新しいことを始めるとき、あるいは非対面・非接触の何かを取り組む時は調べてみることに越したことないんじゃないかと思います。