J×Jは去年、「東京ロマンティックベーカリー」というECサイトをリリースしました。
僕にとっても、J×Jにとっても初めてのECサイトでしたが、スタッフゆかさんが焼くパンにファンの方もでき、順調に推移することができています。ゆかさんとお客様に感謝申し上げます。
そして、続けざまに激辛調味料をメインとしたネットショップもオープンしましたが、こちらはほぼほったらかしの状態。作ったはいいけどそのあと放置、というよくあるパターンに陥落。運用に手をまわせていない僕の能力不足ですが、その一方で現在OEM生産に着手しており、僕的には今後力を入れていきたい分野。今はちょっと眠ってもらいます。
そんな中、第3弾のECサイトをスタートさせました。Spiceholic&Hungryapartment(スパイスホリック&ハングリーアパートメント)という店名で、今回のテーマはずばり「スパイス」です。スパイスと言えばカレーですが、カレーは全面には出さず、「スパイス」のカレー以外の使い方を意識しました(カレーもありますし、メイン画像はカレーですが…)。
Spiceholic&Hungry apartment(スパイスホリック&ハングリーアパートメント)
けれども今回、重要視したのは「ECの間借り」です。そういうサイト作りに挑戦してみたかったのです。飲食において「間借り」と言えば「カレー」で、自分のカレーを出したい方が店舗のお休みや空いてる時間帯にスペースを借りて、提供・販売することを指します。UBERなどオンライン上の「ゴーストレストラン」も間借りと言えば、間借り。賃貸借契約の内容によって曖昧なところはあるにせよ、すでに珍しくはないでしょう。
けれども一つのECサイトのスペースを間貸しして、あるいは共有しているサイトはあまり見かけません。当然、事業者は自分の商品を売りたいし、アピールしたいので、そもそも共有する意味がない。そして、このサイトが現にそうであるように複数の人間が複数の情報を持ち合わせるので、情報が交差して、ユーザビリティも悪くなる。それは重々承知の上なのだけど、共有とシェアの時代、こういう在り方もあってよいのではないか、と思い、今回このサイトを作りました。
というわけで、このサイトのテーマは「スパイス」ですが、コンセプトは「アパート」。「スパイスに魅せられた中毒者たちが住む、お腹を空かせたハングリーアパートメント」。住民の紹介と住民の商品についてまたブログ記事でご紹介いたします。
ちなみにこの店名は『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』という超クールな映画と『ヘドウィグ&アングリーインチ』という超クールな映画のタイトルをオマージュしています。