ああだこうだあれこれ書いてきましたが、
要は、
「自分のお店を開きたい方、独立に興味のある方、個人的の経営やお店作りを学びたい方に最適な環境です」
ということです。何故最適かと言うと「忙しくないから」です。
したがって、「募集要項」はここを前面に押し出した内容とします。お給料は安いし、福利厚生もないようなものですが、その点だけはコミットします。
【募集要項】
◆応募資格
開業、独立、個人店経営、旅・旅行、世界・海外、多国籍料理、無国籍料理、創作料理、個性、オリジナリティー、立地の悪いお店の運営、小さなお店の継続、開業資金を抑えて独立、飲食と副業の両立、新規事業の立ち上げ、「本気で独立したい」、「お店を開くってどんな感じなんだろう?ってなんとなく考えてる」、これらの言葉にどれか一つでもピンと来る方、お待ちしております!
◆勤務時間
10:30〜23:00の間でシフト制
*14:15〜17:15は休憩となります
*土曜日出勤時は14時出勤となります
*お店が暇な時や貸切営業後はサクっとクローズします
*そうした時間を使って経営数値の管理などのマネイジメント全般、広告や宣伝など販促・マーケティングの時間に充てます。
◆休日・休暇
月に6日〜10日の中で希望に添えるよう、調整します。
*休日を調整して、一週間以上の連休を取ることも可能です。
*旅や旅行をテーマにしている多国籍料理店として、海外旅行は積極的に奨励します
◆待遇
自店は修業期間を設けません、採用と同時に即戦力となります
☆3か月で多国籍料理を習得することができます
☆6か月で飲食店経営の基本的な知識を習得することができます
☆1年後にはお店を自分の裁量でまわせるようになります
◆仕事内容・求める人物
個人店で働くメリットは飲食店経営おいて必要となる全ての仕事に携われることだと思います。経営と運営に積極的に関わりたいとお考えの方、飲食のオールラウンダーを目指している方をJ×Jは求めています。
接客・サービスや調理は勿論のこと、新メニューの考案、商品開発、レシピ作り、仕入れと発注、原価計算、在庫管理、広告・宣伝、SNSでの情報発信やHP作り、マネイジメントとコミュニケーション、損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書などの経営数値に関わること、税務や法律に関する最低限の知識、助成金・補助金の受け方、銀行からの借り入れや融資についてなど、独立開業や継続的な運営には幅広い知識が必要となります。
オープン以来、この5年間で僕が得た学びや経験は全て共有します。努力とセンスで成功する方もたくさんいますし、上記の全てを備える必要はありませんが、あるに越したことはないものであり、独立前に触れていた方がいいと思います。
ジャーニー×ジャーニーは忙しいお店ではありません。お客様が入れ替わりご来店されるようなことはなく、席が回転することもほとんどありません。正直に言って、暇なお店です。だからこそ、「接客・サービス」及び「調理」以外のことを学べる、触れることができる環境があります。営業時間中、ずっと忙しいお店であれば営業だけに終始してしまいますが、そうした状況の中で調理や接客のスペシャリストになれても、お店の経営者にはなれません。それは全く別の能力になります。
J×Jは3年目に2号店をオープンしました。本店から徒歩2分の場所にあります。本店と2号店でスタッフを分けることはなく、また責任者を据えることはなく、適宜、必要に応じてスタッフの配置を変えています。つまり、一つの勤務先で、同時に並行して2店舗分の経営と運営を学べることができるということです。この点は他の飲食店様と差別化できるJ×Jだけの強みだと考えています。
ですから、「仕事内容」はJ×Jを経営・運営していく上での全てであり、「求める人材」はその全てに携わりたいと考えてくれるハングリーな方、オールラウンダーを目指す方になります!
◆お店の特徴
こんにちわ、旅食ダイニングカフェ「ジャーニー×ジャーニー」の山本です!
2012年に一年かけて世界一周をしました。その中で食べた世界の料理の数「1165皿」。その1165皿をJ×J風に再現・アレンジしたのが「旅食」、世界中のお酒とともに世界中の「旅食」をお客様に楽しんでいただいております!そんなジャーニー×ジャーニー(J×J)のことを自己紹介させていただきます。
①J×Jは忙しいお店ではありません!
と書いてしまうと心配に感じてしまうかもしれませんが、自分のペースとリズムを守りながらの店舗経営を実現できています。その結果、新しいことに取り組む余裕が生まれ、3年目には2号店を出店、4年目に内装業をスタートすることができました。何故、忙しくないのにそれができるかには勿論、からくりがあります。ポイントは売上を「最大化」することではなく「最適化」することなのですが、詳しくはまた面接の時にお話ししましょう!
②J×Jでは2店舗分の経営を同時に体感できます!
J×Jは本店のすぐそばに2号店を構えています。本店と2号店でスタッフを分けることはなく、また責任者を据えることはなく、適宜、必要に応じてスタッフの配置を変えています。つまり、一つの勤務先で、同時に並行して2店舗分の経営と運営を学べることができるということです。この点は他の飲食店様と差別化できるJ×Jだけの強みだと考えています。
③J×Jは飲食業以外に内装業にも取り組んでいます!
J×Jは内装業も営んでおります。スケルトンから完成までワンストップで担うことができるということであり、もし社員やスタッフが独立開業に挑戦した場合に、信頼できる内装業が自動的についてくることです。また、どのようにお店ができるかというのを順に間近で見ることができるということでもあり、自分のお店を開きたいという方にとっては心強いアドバンテージになるはずです。
④J×Jはメディア実績もあります!
「旅食」という明確なコンセプトによってメディアからの取材もしばしばあります!2017年、2018年にはフジテレビ『嵐ツボ』という嵐さんの番組に出演し、去年は日テレ『有吉ゼミ』にも出させていただきました。他にも依頼はあったものの、出演には至らなかったケースもちらほら。こうした成功と失敗の中を通して、メディアに取り上げられるためのコツみたいなものがあるなと実感してます。そうした裏話も共有させていただきますね!
⑤J×Jは飲食だけに捉われたくない!
お店を開業すると、どうしてもお店のことでかかりきになってしまいがちです。でも僕はこれからの飲食店はもっと幅広くあるべきだと考えています。内装業を始めたのもその一環ですが、ライティング、料理教室、Youtubeなど柔軟に取り組んでいます(実績はまだ全然ないですが…)。今後はレシピ本の制作であったり、自社商品を作ってECの領域に挑戦したりとよりフィールドを広げていきたいと考えています!そうしたサイドビジネスに興味のある方をJ×Jは求めています!
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初めて募集要項を書いたけれど、募集要項と言うか、これがオープン以来僕が取り組んできたことの全てだ。求人広告にも関わらず、自分自身の振り返りとなり、うまくいったことと足りてないことが明確になったように思える。
先日の第92回アカデミー賞授賞式、『パラサイト』が歴史的な快挙を成し遂げたわけだけど、韓国人のポン・ジュノ監督のインタビューに心から心打たれた。
「もっとも個人的なことがもっともクリエイティブなことだ」
このスケールのクリエイティビティとリスペクトが心底羨ましくて、心底惚れ惚れするわけども、その片隅の片隅で、僕はこの個人的な募集要項が極めて限られた誰かにとってクリエイティブであってほしいと願うばかりだ。
というわけで、ご応募、お待ちしております。