Journey×Journeyと山本ジャーニーの冒険-独立・開業と「旅食」の航海日誌-

秋葉原の多国籍・無国籍のダイニングバー「Journey×Journey」。独立開業までの過程とオープン後の日々を綴る、山本ジャーニーの営業日報。

ジャーニーさん、今、J×J、存亡の危機らしいじゃないですか?

新年を迎え、ヨーロッパ旅行からの帰国直後に超重量級の想定外が重なり、結果、J×Jは今、存亡の危機を迎えております。ウチのスタッフは僕の知らないところで、他の店のスタッフさんに「存亡の危機」という表現を使っているようです。この前、その他店のスタッフさんに「ジャーニーさん、今、J×J、存亡の危機らしいじゃないですか?大丈夫ですか?」と言われました。そう言われて「なるほど、俺は今、存亡の危機に瀕しているのか」と思い知らされた次第です。

そうとは言っても今までもそれなりの修羅場をくぐってきました、それなりの難局をそれなりに乗り越えてきました。「なんとかなるし、なんとかする」。今回もそんな風に考えながらこの一ヶ月あれこれ手を打ってきましたが、今のところ好転の兆しはなく、打開の道筋は見えず、確かに王手寸前、今まさに詰まれようとしています。


原因は「人手不足」です。去年の夏頃から陣容は緩やかに代替わりを進め、新しい体制で臨むための準備を着々と進めてきました。そして、実際に一新したのですが、一瞬でまた再びの「一新」を余儀なくされております。これから核を担っていくと期待されていた社員2人が立て続けに退職してしまったのです。飛車角落ち。まいりました(退職理由はここでは明記できませんが、話を聞きながら「こんなことってほんとにあるのか…」と言葉が詰まりました。こういうのってもっと人生の後半で起こることなんじゃないかと思いましたが、嘆いたところでどうにもなりません、今まさに、今起こっていることなのです)。


というわけで、オープンしてから初めて社員がゼロになりました。今はパートさんとアルバイトさんで切り盛りしている状況です。そして2月末でさらに2人のアルバイトが抜け、ディナータイムは僕とアルバイトの女の子、2人だけになってしまいます。完全に崖の上でポニョってます。シャーロック・ホームズなら天を仰ぎながら所在無げにパイプを吹かしているところでしょう。「やれやれ、こいつは難しいぜ、ワトソン君」。


というわけで、今回のこのブログはずばり「求人記事」となります。本来であれば、求人記事として、募集要項とかそういうのを書くべきなのですが、と言うか、そういうのを書こうと思って書き始めたのですが、フツーに書いたって誰も見ないしなーと思って、ちょっと入り口を工夫してみようと思った結果、入り口だけ書いて記事を終えようとしております(長くなっちゃうので)。

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J×Jの入り口です。

詳細はまた別記事で書くとして、とにかく「存亡の危機」の17歩手前ぐらいであることは確かであり、J×Jはスタッフを募集しております。スタッフだけでなく、ピンポイントでシフトに入れる方、声援を送ってくれる方、一日店長系、一日スナック系、間借りやスペースの有効活用、イベント利用、ゴーストレストラン/バーチャルレストランとしての使用、何らかの形での何らかの業務委託等々、幅広く募集しております。


さて、飛車角落ちのこの盤面、果たしてどうなるだろうか。


ちなみに好きな駒は「桂馬」です。