Journey×Journeyと山本ジャーニーの冒険-独立・開業と「旅食」の航海日誌-

秋葉原の多国籍・無国籍のダイニングバー「Journey×Journey」。独立開業までの過程とオープン後の日々を綴る、山本ジャーニーの営業日報。

【ジャーニー×ジャーニーの内装業】2020年6月時点②

渋谷のイタリアンの2階増設工事。

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こうした基礎工事を経て、

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階段も作り、

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新たな個室が生まれ、

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全体が完成。

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まっさらなところから2階席が生まれました。ここから、この新しいスペースから新しいワイワイガヤガヤが生まれると思うとなんだか胸が高鳴ります。

飲食業は勿論、内装や建築業が今後どう推移していくか不明瞭であり、未知数です。そうした不透明な状況下において多数が縮小均衡に舵を切る中、一方ではポジティブな積極的行動を選ぶお店様が多いのも確かで、そして、この非常時だからこそ、様々な形で景気対策や補助事業が動員されているのも事実です。

全国的な健康推進政策(分煙、禁煙化)や、東京都のテイクアウト・デリバリーへの業態転換支援、テレワーク導入支援など多様な策と措置が講じられています。こうした潮流に乗るか反るか、まさしく経営判断が問われるところではありますが、僕は飲食業と内装業の両サイドに携わる身として、「やるなら今でしょ」感を強く持っています。やるならフォローが手厚い、今。


重複になるけども、この2ヶ月は全体がほぼ同時的に、かつ、ほぼ画一的に事業を圧縮されたわけだけども、ここから先は個々の事業の特性や適合性がより顕著に、より如実に反映されると思っています。AやBがそうしているからウチ(C)も同調しよう、ではなく、「AやBがそうだから、ウチはこう」という姿勢や判断を問われるのではないかと。攻守を改めて自問できる、良き機会かと思うのです。


攻めに徹するにせよ、

守りを固めるにせよ、


動きべきは今、動かすべきは今、

かと、多分。



【ジャーニー×ジャーニーの内装業】2020年6月時点①

ジャーニー×ジャーニーは飲食業だけではなく、コロナ禍を通して物販業(と言えばいいのか)にも取り組み始めましたが、それだけでなく「内装業」も営んでおります。2年前に始めた内装業、はじめは人工仕事中心で自社で請ける案件は少なかったですが、内装担当であるハヤカワの働き及び、その中で得た信頼を通して、直接仕事をご依頼いただけることも多くなってきました。

先月、先々月と飲食事業が絶望的であるのであれば、ウェイトを内装業に寄せるというのが経営上の定石であったものの、内装業に関して言えば緊急事態宣言も世の中に漂う閉塞感もなんのその、とにかくずっと忙しいという日々で、ウェイトを寄せようにも寄せる隙間がないということで、ありがたいことに僕は飲食、物販含め実店舗ベースの事業に集中することができたというわけです。

今は一区切りついて、次の動き方を模索しているところでありますが、先般まで取り組んでいたのは「渋谷にあるイタリアンの2階席増設工事」。フラットだった空間に2階席を作るという大掛かりな案件でした。

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何もなかったところに、

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木材をわんさか持ってきて、

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柱を立てて、

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組み立てる。

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組み立てまくる。

実際の仕上がりと、これを通しての今後の方向性についてはまた次回の記事で!



【決算発表】ここまでと、ここから。

今後の営業については前々回の記事と、

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前回の記事で大体網羅しています。

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動画でもアナウンスしているのでよければご覧ください。

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肝心なところを表記していないのですが、営業時間については下記のとおりです(5月31日時点での構想であり、予告なく変更する可能性もありますので、事前にご連絡・ご確認いただけますと幸いです)。

<営業時間・営業状況/6月1日時点>

【本店/ランチタイム】

平日 11時半OPEN~14時  店内営業及び店頭お弁当販売

*当面の間、店内営業についてはレイアウトを変更し、席数を減らして対応していくことになります。ご了承の程よろしくお願い致します。

*基本的にワンコイン弁当のみの販売となっており、その他のテイクアウトは実施しておりません。

【本店/ディナータイム】

平日18時OPEN~22時CLOSE またカウンター席は当面の間、ご利用を見合わせます。

*本店は10名からの貸切を承っております。ご来店の際は事前にご確認いただけますと幸いです。

*テイクアウトは別途実施しておりますが、事前のお問い合わせを推奨させていただいております。

【2号店】

現時点でランチタイムでのお弁当店頭販売のみとなっております。ディナー営業については、6月15日営業再開を目標に準備を進めてまいります。


両店において、土日の営業については現在、検討中です。


6月1日よりの通常営業、どうぞよろしくお願致します。


この2ヶ月、自粛や休業や時短を余儀なくされる一方で、その時間で取り組んでいたことは以前から挑戦したい、広げたいと思っていた未知の領域でもある。ランチはともかく、ディナーの時間を丸ごと使ってその未知を旅したわけども、到達度は50%くらいで、残りはまるで手つかずのままだ。約丸2ヶ月あったのに。通常の日常であったらどれだけ時間かかってたんだと思うと果てしないが、だからこそ彷徨い甲斐があるというものだ、と思う。

 

各論としての「ジャーニー×ジャーニーのこれから」

前回の記事においては総体的な視点(というか、ほぼ精神論)からのJ×Jの今後について書いてみましたが、当然、精神論ではどうにもできないので、今回は各論として、今後J×Jを具体的にどう運営していくかを記してみたいと思います。

①お弁当の拡販

「新しい生活様式」や第2波のことを考えれば、この先、状況がどう転じたとしても、お弁当の販売力向上は至急命題だと考えます。

www.youtube.com②貸切
当面の間、本店は10名、2号店は5名様から貸切を承ります。できるかぎりリスクを減らして、できるだけおつくろぎいただきたいと思います。

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 ③テイクアウト&デリバリー

これも①同様、仮にディナーが忙しくなったとしても、販売チャネルとして残しておく部分かと。

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④物販
物販の引き続き、実施していきます。客数減は自明、であれば、少しでも「プロダクト」と「損失カバーのための導線と可能性」を用意しておくべきだと考えます。

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④に付随して、⑤リモートクッキング

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④に付随して、⑥小説Journey×Journeyの展開

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⑦EC領域への挑戦

BASE始め、オンラインでの販路も拡充。運用と継続が難しいのは承知している。でも、やる。

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忘れてはいけない、忘れてはいない、⑧料理そのもの。どんどん攻めて、がんがん振り切る。

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そして、この緊急事態の3か月、ずっと告知できなかったのはこっちはずっと忙しかったから。J×Jの重要な事業柱、⑨内装業。確実に数字を伸ばしてきてます。

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他にもやりたいことはたくさんあるし、細かく言えばもっとあるのだけど、ざっくり分類するのであればこの9つであり、この9つを同時に走らせながらA/Bテストを繰り返していくことになると思います。


これらはどれも仕方なくやっているのではなく、余儀なくされたわけでもなく、僕がずっと取り組みたいと思っていたことでもあります。だから、正直楽しい。「一点突破」は性に向かず、「多点玉砕」覚悟で、神風呼び込みたい。 『Journey×Journey』はお店の名前ではなく、活動全体・事業そのもので在りたいと思っているし、それを目指してます。

 
前回記事では自分のモチベーションを「自分にとって居心地がいいから」と言ったけれど、正確に言えば「自分にとって居心地のいいお店の居心地をもっとよくするため」かもしれない。


きっと、まだまだ。これから、もっと。

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総論としての「ジャーニー×ジャーニーのこれから」

J×Jにとっては、2月中旬の団体・貸切のキャンセルに端を発したこの狂騒曲、5月31日をもって一つの区切りとし、6月1日より新しい日常と新しい営業を始めさせていただきます。

以前の記事でも申し上げているとおり、J×J は慎重姿勢を崩さず、「実態と風向きがどう変わろうとも変化に柔軟に対応できるようにする」というのを基本に、営業を再開致します。政府と東京都が状況に応じて段階的な制限緩和を計画しているように、J×Jにおいても、大局と近隣の状況を見据えながら対応していまいります。したがいまして、ブログのタイトルを「ジャーニー×ジャーニーのこれから」としながらも、一朝一夕や朝令暮改は辞さず、同調圧力や誹謗中傷には、必要に応じて、どこまでもあっさりと屈します。そして同時に、必要に応じて、どこまでも鋭くロックに貫きたいとも思っております。

とは言え、幸か不幸か(幸にも不幸にも)、僕自身、独り身であり、どれだけ目を凝らしても、どれだけ耳を澄ませても、何が何でも守り抜きたいものがあるわけではなく、仮に自分の収入が完全に途絶えたとしても、店が閉店を余儀なくされたとしても、両親と融資元が肩をすくめながら「やれやれ」と深い溜息をつくぐらいで、特に何がどうなるわけではない(両親は融資元よりは悲しむかもしれない)。せいぜい僕の婚期がさらに遠のき、職業選択の自由が狭まり、国の社会保障制度をほんの少し圧迫するだけで、飢餓が生まれるわけではなく、温暖化や環境破壊を加速させるわけでもない。クラスターやオーバーシュートを誘発するわけではなく、それに関して言えばむしろ、ほんのわずか0.0001%くらい、確率を下げるのかもしれない。

にも関わらず、6月1日以降のシーズン2をまたしゃかりき頑張ろうと思える源泉は、生活のためでもなく、自己実現や承認のためでもなく、単純に居心地がいいからなんだろうと思う。居心地って意外と代替が難しく、意外とけっこう尊い。WEBにはWEBの居心地があると思うが、WEBがこのオフラインな居心地に取って代わるのは困難で、テイクアウトもデリバリーもできない。さらに言うなれば、その居心地を共振・共感してくれる方が自分自身の他にも少なからずいる。であるのであれば、「他のどこでもなく、ここで」、ベストを尽くそうじゃないかと思う。ヘミングウェイ風に言えば「この世界は美しいところであり、そのために戦うに値する」だ(『誰がために鐘は鳴る』より引用)。


世の中に、普遍的な「不要」や「不急」はなく、あるのは個々人の「温度」だけかと思う。例えば、「会いたい人に会いたい」とか「一緒にいたい人と一緒にいたい」と想う気持ちに本来、不要も不急もあるだろうか。誰がそれを「不要」とし、誰がそれを「不急」とするのか、その主語は一体誰か、一体何か。「危ない、君と僕が彼氏彼女だったら不要不急扱いだったけれど、この前籍入れたから、今は不要不急じゃないね」といった具合に人間関係はきっと割り切れるものではなく、割り切れない人間関係を紡ぐのが飲食店(の一つの役目)なのではないかと思ったりもする。


僕自身の場合をヘミングウェイ風に言うなれば、「このお店は居心地のいい場所であり、そのために戦うに値する」ということになる。【各論】に続く。

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5月31日までの営業についてのご案内

5月25日、無事に緊急事態宣言解除となり、それに伴い、東京都の休業及び時短要請も緩和されました。発令初日においてはこれが解除となる日はどれだけ感慨深いのだろうか、どれだけの歓喜に湧くのだろうかと思ったものですが、静かですね、実に。

J×Jにおいては5月いっぱい、これまでと特に変更なく、静かな営業を続けます。6月1日以降についてはまた検討し、改めてお知らせさせていただきます。

<営業時間・営業状況/5月26日時点>

【本店/ランチタイム】

平日 11時半OPEN~14時  店内営業及び店頭お弁当販売

*基本的にワンコイン弁当のみの販売となっており、その他のテイクアウトは実施しておりません。

【本店/ディナータイム】

平日18時OPEN~22時  デリバリーの関係で引き続き、事前予約制とさせていただきます。また、カウンター営業についても5月いっぱい見送ります。

*テイクアウトは別途実施しておりますが、事前のお問い合わせを推奨させていただいております。

【2号店】

ランチタイムでのお弁当店頭販売のみとなり、ディナーは全面的に休業しております。 


なお、30日、31日はお休みいたします。


何卒よろしくお願い申し上げます。



J×Jの出口詮索及びロードマップ④「おススメメニュー」

現在、5月24日。5月31日より早まることはないだろうなと思っていた緊急事態宣言解除だが、このままよほどのクラスターが確認されなければ5月25日には解除、そして東京都の制限緩和も26日から始まるでしょう、ということで、ちょっと対応が追いつかないな、どうしようという感じになってきました。前々から申し上げているとおり、基本的には慎重姿勢で進めたいので、タイミングが早まったからといって方向性は変わらないのだけど、実務がまわらない…。

なので大慌てになりそうな感じではありますが、情勢がどうなったとしても今後J×Jがおススメしていきたいメニューは変わらないので、今日は普通に新メニューの紹介です!

まずはベトナムの「カオラウ」。

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一時期、たまに出していたメニューではありますが、個人的にはJ×Jの新しい看板メニューにもなるんじゃないかと思っているメニューです。ベトナムのまぜうどんなのだけど、牛筋をつかったりと、毎度ながら良くも悪くもアレンジきかせています。ネックであり、強みなのが「麺」であるということ。これはお店の都合になるのだけども、麺は在庫の持ち方と提供方法が難しくてですね、そのあたりの問題が解消しきってないのだけど、当面J×Jの推しになっていくことは間違いないでしょう。

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もう一つは「バイン麺」と「バイン飯」。

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これもベトナム料理で、人気の「バインミー」のデフォルメです。そもそもバインミーというのが「サンドイッチ」という意味なので、言葉としてバイン麺も、バイン飯もありえないのだけど、そのあたりはご愛嬌ということで…。

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他にも今、新メニューを量産しているところですが、この2つはその中でも特におススメしていくメニューになるかと思います。そして、他ではそうそう食べられないかと。ので、ご来店の際は是非お試しを!

J×Jの出口詮索及びロードマップ③「100ッキン1ップンクッキン」

4月の時点でGW後はこういうことに取り組もうというのはあらかじめ決めておいて、実際にこの動画もGW明け初日の5月7日に撮影したのだけど、結局、それから2週間経ってしまった(現在、5月20日)。

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この2週間の間で大分情勢も変わったので、今さら感は否めないのだけど、今後全体の状況が実際的にどう推移していくかはともかくとして、JTVの一つのコンテンツとして不定期投稿できればいいなと思っております。これもまた出口戦略と言ったら仰々しいのだけど、こうした料理コンテンツも重要だろうと、飲食店として当たり前のことを改めて思ったりもしてます。出口戦略というよりも、出口と入口が有機的に結びくようなルートを「詮索」している感じ。


というわけで、『100ッキン1ップンクッキン!』。100円均一(ローソン100)で販売されている食材でどれだけレパートリーやバラエティをだせるか、そんな企画です。自粛、ステイホームによって、こんな時こそ自炊!、料理!と張り切った方もいれば、しょうがなく始めた、と多様でしょう。そして、もっと深めたいと決意を新たにした方もいれば、もうとっくに飽きたわ、という人もいるだろうし、飲食店のテイクアウトにも熱が冷め、コンビニに回帰する人もいれば、夜のスーパーで長期戦を見据えての倹約重視を選択する方もいらっしゃるかと思います。

そこで、その全ての中間層に向けてはじめようと思ったのが100ッキン1ップンクッキン。料理は科学であり、同時に無秩序で、アナーキー(無政府主義)。だからこそ楽しい。派閥で言えば、僕はがっつり流行の滝沢カレン閥となるでしょう。

SNS投稿にしろ、流行のレシピ本にしろ、根底にあるのは「誰かに見せたい」という欲求、もしくは「効率至上主義、あるいは時短ファースト」の追求、か、「健康志向」。それはそれでそうなんだけど(それが求められるのだろうけど)、なんか料理にはもっとシンプルに「面白い」っていう要素があってもいいんじゃないかと思ってます。生活のマストでありながら、同時にアートであり、一方で「レクリエーション」でもあるはず。


「面白い感」にも色々あると思うのだけど、面白くさせるのはまるっきりの自由よりも一定の制限だったり縛りだったりもするので、まずは「100均」という誰にとっても馴染のあるもので、「1分」という枠を設けて、ゆるっと始めていきたいと思います。まあキューピーの3分クッキングが実際はCMも入れて10分くらいということなので、大体1分では収まらないのだけど、そのあたりはご愛嬌で、ということで、悪しからず、そして、よしなに。

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J×Jの出口詮索及びロードマップ②「バックパッカーデリバリー」

テイクアウトやデリバリーを今後どうしていくか、飲食店にとっては非常に悩ましい議題だと思います。相性の良し悪しがあるし、店内体制(スタッフの数やシフト事情)によるし、売上先行か利益先行か、そもそもそれに見合うだけの販売が立つのか、など判断の分かれるところかと。

J×Jにとっても難しいところではあるのだけど、販売チャネルとしてとっておいたほうがいいだろう、というのが今のところの結論です。ただユーザビリティに逆行するようだけど、時間と曜日を絞り、「木・金曜日(時々土曜日)の18時~20時にお届け」に絞って実施していこうと思ってます。

メニューは、

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をベースに、GWに販売した「おせち」と類する「総菜9種盛り合わせ」(2,250円)を上記メニューリストに加えます。多国籍かつ日持ちするメニューで構成するので、個人的には当商品が一番、J×Jらしさと外食感とコスパを発揮できるかと思ってます。


ただし、4月からGWにかけて実施した車でのデリバリーではなく、ポンコツの原付でお伺いします。したがって、自然と先着順となり、積載量の関係もあるので同エリアに1~2軒デリバリーするのが限界になるかと思います。

配達可能エリアはお店から約6㎞圏内。

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駅名でぐるっと円を描くのであれば、亀戸・北千住・ぎりぎり池袋・ぎりぎり新宿・六本木・麻布十番豊洲東陽町、こうした駅で結ばれる円の範囲になると思います。この円をさらに半分にしたエリアであれば、基本いつでも行けるかと思いますが、ほぼ住宅地じゃないから、そもそも注文母数がないかなと。

というわけで、上記のような原付デリバリーを定期的に実施していこうと考えたわけですが、原付も限りなくただの原付なので、せめて背負うものぐらいはちゃんとしないとと思ったものの軒並み売り切れ。それにUber専用のバッグも含め、同じような感じだとちょっと無機質というか、面白みがないなあと悩んでいたところに妙案。

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ウチのデリバリーはこれでしょう、ということで。この動画では段取り悪くグダグダですが、改善してばっちりバックパッカーデリバリーさせていただきます。よろしくお願いします。

J×Jの出口詮索及びロードマップ①「営業案内」

加えて言うと、半径200ⅿくらいの距離に本店よりひとまわり小さい2号店を構え、スタッフも食材も頻繁に行き来し、この2店舗間をうまく活用して、補完し合って、できるだけ効率よく運営できるように努めている。スタッフは2店舗合わせて、社員1名、パート・バイトが計4名だけれども、実質、出勤しているのはこのうちの2名、そして僕。GW明け、少しはランチ需要が戻るかと思っていたけれど、近隣大手事業所のリモートは全面的に継続され、未だに通りは閑散としている。

検査数やらなんやらはさておき、極めてソフトランディングなステイホームだったにも関わらず、感染者数は順調に減少傾向を辿り、ほんとに減るもんだなあとちょっと逆にびっくりしてるぐらいだ。予断を許さない状況ではあるけれど、もう色々としんどいので、どうかこのまま無事に切り抜けてほしいと思う。

とは言え、前回記事にも書いたように、前のめりにならずに、はやる気持ちを抑えて、慎重に事を進めてきたい。振れ幅が大きいとその分、疲れる。一喜一憂も疲れる。重心だけしっかり据えて、あとは場面に応じて、適宜、柔軟に。というのが基本姿勢となる。

 

GW後、そんなふうにふわふわしながら営業していたのが祟ったのか、先日、「ところで営業はしてるんでしたっけ?」と聞かれて驚いた。ああ、そういう感じか、と反省しました。しゃかりきに働いております、ひたすらSTAY WORK。なんなら1月中旬にヨーロッパに行ってから、一日もステイホームしてない国賊です。ていうかヨーロッパ旅行はヨーロッパに行ってたわけだから、1月2日以降、家でのんびり過ごす、ということをしていない。


そんなブラックカミングアウト、この令和という時代においては、祇園精舎の鐘の音の如く無常に響き渡るだけで、沙羅双樹の花の色如く必衰の理を自らアピールすることになってしまうので大概にするけれど、とにかく、営業はしています。

<営業時間・営業状況/5月19日時点>

【本店/ランチタイム】:平日 11時半~14時  店内営業及び店頭お弁当販売

*基本的にワンコイン弁当のみの販売となっており、その他のテイクアウトは実施しておりません。

【本店/ディナータイム】:平日18時~  事前にご予約いただいた方のみ20時まで営業させていただいております。

*テイクアウトは別途実施しておりますが、事前のお問い合わせを推奨させていただいております。

【2号店】:ランチタイムでのお弁当店頭販売のみとなり、ディナーは全面的に休業しております。 


なお、土日は基本的にお休みとなります。

 

といった具合で、休業していないわりにはけっこう脱力系でお届けしています。でも実際に力を抜いてるわけではなく、ヒット&アウェイでポイントを絞って展開しているイメージで、ご予約がない時は他のことに勤しんでおります。

 
で、その「他のこと」の基礎の構築が済んだのでこれから順次、アウトプットしていきたいと思っています。ジャーニー×ジャーニーは今後、「オンラインでどれだけ収益を上げられるか」がメインに据えていきます。全て初めてのことなので手探りで進めていくことになり、限られた人数と時間の中、通常の店舗営業と並行して走らせるので、このまま宣言解除となったとしても、リソースの全てを従来の店舗運営に投下しようと思っていません。初動において、前のめりになるのはやめようと考えるのはそうした意図に由来します。


だから出口戦略のまず第一は「ほどほどに」、ということになり、これが一番重要な行動指針だと考えてます。何がどうなるかわからないのだから、何がどうなっても大丈夫なようにしておくことが大切かなと。