Journey×Journeyと山本ジャーニーの冒険-独立・開業と「旅食」の航海日誌-

秋葉原の多国籍・無国籍のダイニングバー「Journey×Journey」。独立開業までの過程とオープン後の日々を綴る、山本ジャーニーの営業日報。

J×Jの出口詮索及びロードマップ③「100ッキン1ップンクッキン」

4月の時点でGW後はこういうことに取り組もうというのはあらかじめ決めておいて、実際にこの動画もGW明け初日の5月7日に撮影したのだけど、結局、それから2週間経ってしまった(現在、5月20日)。

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この2週間の間で大分情勢も変わったので、今さら感は否めないのだけど、今後全体の状況が実際的にどう推移していくかはともかくとして、JTVの一つのコンテンツとして不定期投稿できればいいなと思っております。これもまた出口戦略と言ったら仰々しいのだけど、こうした料理コンテンツも重要だろうと、飲食店として当たり前のことを改めて思ったりもしてます。出口戦略というよりも、出口と入口が有機的に結びくようなルートを「詮索」している感じ。


というわけで、『100ッキン1ップンクッキン!』。100円均一(ローソン100)で販売されている食材でどれだけレパートリーやバラエティをだせるか、そんな企画です。自粛、ステイホームによって、こんな時こそ自炊!、料理!と張り切った方もいれば、しょうがなく始めた、と多様でしょう。そして、もっと深めたいと決意を新たにした方もいれば、もうとっくに飽きたわ、という人もいるだろうし、飲食店のテイクアウトにも熱が冷め、コンビニに回帰する人もいれば、夜のスーパーで長期戦を見据えての倹約重視を選択する方もいらっしゃるかと思います。

そこで、その全ての中間層に向けてはじめようと思ったのが100ッキン1ップンクッキン。料理は科学であり、同時に無秩序で、アナーキー(無政府主義)。だからこそ楽しい。派閥で言えば、僕はがっつり流行の滝沢カレン閥となるでしょう。

SNS投稿にしろ、流行のレシピ本にしろ、根底にあるのは「誰かに見せたい」という欲求、もしくは「効率至上主義、あるいは時短ファースト」の追求、か、「健康志向」。それはそれでそうなんだけど(それが求められるのだろうけど)、なんか料理にはもっとシンプルに「面白い」っていう要素があってもいいんじゃないかと思ってます。生活のマストでありながら、同時にアートであり、一方で「レクリエーション」でもあるはず。


「面白い感」にも色々あると思うのだけど、面白くさせるのはまるっきりの自由よりも一定の制限だったり縛りだったりもするので、まずは「100均」という誰にとっても馴染のあるもので、「1分」という枠を設けて、ゆるっと始めていきたいと思います。まあキューピーの3分クッキングが実際はCMも入れて10分くらいということなので、大体1分では収まらないのだけど、そのあたりはご愛嬌で、ということで、悪しからず、そして、よしなに。

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