Journey×Journeyと山本ジャーニーの冒険-独立・開業と「旅食」の航海日誌-

秋葉原の多国籍・無国籍のダイニングバー「Journey×Journey」。独立開業までの過程とオープン後の日々を綴る、山本ジャーニーの営業日報。

J×J online apartmentについてのお知らせ②

J×JのECストア「J×J online apratment」。コロナ療養中に自分で作りました。商品はもともとあるものですし、ブログなどコンテンツを作りこんでるわけでもないでもなく、拡張アプリを使ってどうのこうのというのもないので、シンプルな作りですが、所要日数は3日かからないくらいです。でも、まあ丸3日空けるというのも普通ではなかなか難儀なので、ずっとつっかえていたものを療養中に対応できてよかったです。

店のECならBASEでもいいかと悩みましたが、結局、今までどおりShopifyを使うことにしました。その理由について話し始めると長くなるので割愛しますが、簡単に言えば「BASEより色々充実してる」ということです。個人がブログを持ち、メディアを持つようになり、ネットショップを持つようになり、さらにそれがメタバースへと展開されるような世の中です。僕的には個人がShopifyでネットショップを普通に持つような世の中になるのではないかと思ってますが、メタバースやNFTのことを言い始めたら、それすらももはや旧時代の考えなのかもしれません。

このアパートメントの品揃えは現在のところ、

①東京ロマンティックベーカリーのパンと燻製ジャム
②世界一周した弱激辛ジャム
③J×J Books
④J×J Fashions

の4カテゴリーで構成されています。①についてはコロナの始まりとともにすぐに取り組んだ事の一つで、SNSやブログでも積極的にアナウンスしてきました。定期的にご購入いただけるファンのお客様もついてくださり、嬉しい限りなのですが、ネックとなるのはその超属人性で、パン職人であるゆかさんがお休みとなると営業も休止せざるをえません(実際、この4か月、ゆかさんのご家庭の事情でお休みしておりました)。なので、今後は季節に応じたアイテムを特化させつつ、ラインナップそのものは絞りながら、アパートメントの中で「東京ロマンティックベーカリー」というブランドで販売していきたいと考えてます。また燻製ジャムに関しては上記のような課題を克服してる商品なので、燻製ジャムは燻製ジャムで強化していきたいポイントです。

東京ロマンティックベーカリーjourneyjourney-ec.myshopify.com

 

②の弱激辛も初期から構想し、アクションも早かったのですが、実際にOEMをかけて商品化するまでには結局、かなり時間がかかりました。販売してから半年経ったあたりで激辛インフルエンサーの方に弱激辛ジャムを取り上げたいただり、そこからの派生でグルメ系Youtuberにも紹介していただいたりしたのですが、

www.youtube.com

この波と流れに乗り切れなかったのは僕の失敗です。通常営業が忙しくなってきたタイミングと被り、手がまわらなかったのが実際のところです。もう少し頑張って、踏ん張るべきだったと反省しています。

インフルエンサーの方々と絡んだのも今回がはじめてでしたが、楽しかったです。

インスタやYoutubeでは世界中の唐辛子を使った世界中の激辛料理を一度に同時にお楽しみいただける「世界一周弱激辛コース」を中心に取り上げていただきましたが、ECにおける商品は「世界一周した弱激辛ジャム」になります。

実店舗におけるメニューも含めて、J×J史上、最も尖った最も刺激的なアイテムとなっております。となると当然、万人受けはしないわけですが、一部の方には強烈に刺さっていただいておりますww何と言ってもJ×Jのジャックナイフ的な存在なわけなので、お客さんにとっては近寄りがたいよなあと思っていたのですが、意外と店内営業において反応がよく、意外とお買い上げいだいております。けれども、本懐としてはせっかくEC用に立ち上げた商品なので、店内に留めず、やはり広い世界に羽ばたいてほしいのです。改めて、この弱激辛ジャムも仕切り直して、現状をなんとかブレイクスルーしていきたいと思います。