⑧造作工事。内装においてもっとも花形となる仕事になるのが造作。柱、梁などの構造部分以外の仕上げ工事、天井や床、階段、敷居などの室内装飾となる仕上げや下地を材料から組み立てる工事の総称、つまり言わゆる大工さんの領域だ。銀座のこの物件ではカウンター造作をメインに、付随して棚やドアなどを組んでいく。ここから徐々にお店がお店になっていく。
⑨電気工事は電気屋さんを呼んで対応してもらった。合計で1週間くらい入ってもらった。今回の工事の中でもっとも予算がかかった部分だ。やはり、水道・電気などのインフラ系はどうしても費用が高くなる。
各場所に電源コンセントを配置し、電源を供給する。電気機器及び照明器具に接続するとともに、この電気工事を通してエアコン設置やダクト工事へと展開する。
他の厨房器具の搬入も始まる。
そして、最終フェイズである「仕上げ工事」に移行していく。