9月初旬、近隣の海鮮居酒屋さんと共同で、ジャパン・ラウンドを開催した。
このジャパンラウンドは他店舗との初めての企画であり、これを皮切りに翌年にかけて他店舗や、他の事業者とのコラボが続いた。2か月後の11月にはオンラインでハンガリー雑貨を扱うお店とのハンガリーラウンドも控えていた。ジャパンやハンガリーを通じて、やろうと思えばなんだってできるなと強く感じたのを今でもよく覚えている。J×Jのスタイルであれば、業種や業態を超えてコネクトしていける、と。*ただこの記事を書いている2018年11月現在、最近ではめっきりになってしまったので反省している。
また、キリンビバレッジ様との企画(と言うと畏れ多いけれど)を進めていたのもちょうどこの時期。元々は店外に自動販売機を設置しませんか?、という営業(他社)がきたのがきっかけで、置くのであれば近隣に営業所があるキリンビバレッジさんがいいだろうということでアポをとった。結局、管理会社側の意向で自動販売機設置そのものは却下となったが、一連のやりとりを通じて、当時新商品だった「世界のKitchenから-ソルティライチ-」とビールを合わせた「ソルティライチビア」をメニュー化し、これを機にキリンビバレッジさんから、ご予約をお問合せいただくようになった。ソルティライチビアがもたらしてくれた功績は甚だ大きい。
当時秋葉原にあったHitch×Kakeruさんとも共同で企画を打った。オクトーバーフェストにちなんで、「世界のソーセージ盛り合わせ」を共同メニューとして展開。単日のイベントとしてではなく、一定期間にわたって継続させた初めての取り組みでもある。
翌10月は、オタクの方々を集めたイベント、「ヲタ・カルチャー」。
そして、毎年恒例となったTABIPPOさんとの「オクトーバーフェストナイト」。
そしてバックトゥザパーティー。
このような形で、実に意識的、意欲的にコラボレーションやフュージョンに奔走していた。
勿論、全てがうまくいったわけではないし、ショットで終わってしまったものも多いけれど、思い返してみるに、この時の東奔西走や模索が後につながり、今の何気ない日常に位置しているものも多いなと改めて思う。イベントも、メニューも、ゲストとの関係値も、走りながら少しずつ築いていったものだ。
そうした見地に立てば、
今取り組んでいるあれこれも、この先へと続いていくのかもしれないし、
過去に取り組んでいたあれこれも、この先でオーバーラップしてくるかもしれない。
そんなふうなことを思いながら、あれこれもがいて、あれこれあがきたい。