Journey×Journeyと山本ジャーニーの冒険-独立・開業と「旅食」の航海日誌-

秋葉原の多国籍・無国籍のダイニングバー「Journey×Journey」。独立開業までの過程とオープン後の日々を綴る、山本ジャーニーの営業日報。

「よろずやジャーニー×ジャーニー」、ごひいきに。

3月上旬の時点では(3月6日時点)、

 
「飲食業」を営んでいるのであれば、「飲食業」で打開していかないといけないと思う。政治家が政治で問われるように、医者が医療で問われるように。難しいけれど、そこを突き抜けていかなければならない。全霊を以て臨まなければならない。

と、ブログに書いている。

www.journeyjourney-blog.com


それ以来、僕はブログやSNSにおいて「コロナ」という言葉を用いていない(多分)。毎日のように何らかでコロナに基づく投稿をしているが、文字に起こさないようにした。だから上記ブログのタイトルも『コロナウイルス編⑥FIN』としたが、それ以降も、この40日間の間、ずっとコロナとの切った張ったの、半か丁かの真剣勝負だ(マクロで言えばこれは「勝負」ではないけれど、経営で言えば勝つか負けるかの「戦争」だ)。その戦記は、実際には多分、コロナウイルス編㉒くらいだろう。

 

3月下旬、オリンピック延期が決定となり、その直後、都知事から「ロックダウン」という言葉が初めて用いられ、世の中がトイレットペーパーに熱狂していた頃同時に、僕の中で「飲食店」の「飲食業」そのものについてのアラームが鳴った。多分、「飲食」はいったんここまでだろう。僕の中で「2号店は3密回避で、6名様から貸切できますよ」の訴求が潰えた時点で詰みだった。

 

3月31日、最後のご予約を万感で対応させていただいたのち、4月1日より、全力で面舵いっぱい、全霊で「飲食」という概念をいったん幽閉し、全速力で「物販」にシフトすることとした。

そして3日後、4月4日、

www.youtube.com


というJTVを投稿。この時点でおそらく20品目くらいしか商品はなかったので完全に見切り発車だったが、とにかくスピード、何はともあれスピードで4月4日に投稿、そして、これより一週間で品数を強引に5倍増し、100品に。八百とまではいかないけれど、まあ十分だろう。一週間後(今から一週間前)、試験的に八百屋販売及び配達も実施した(個人的な検証として)。

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本来であればこの時点でもっと具体的に、もっと広範囲に発信してもよかったのだが、試しているうちにいろんなアイディアが浮かび、また期限付きの酒類販売免許の兼ね合いなどもあり、自分なりで爆速で進めてきたのにも関わず、結局、今日となった。


ジャーニー×ジャーニーは当面の間、八百屋改め「万屋(よろずや)」に転職致します。100%、物販に移行するわけではなりません。よろずの中にテイクアウトメニューはございます。詳細、品揃え等々はまた別途お伝えするとして、取り急ぎ、強引かつ爆速にて、「よろずやジャーニージャーニー」、ごひいきに。