Journey×Journeyと山本ジャーニーの冒険-独立・開業と「旅食」の航海日誌-

秋葉原の多国籍・無国籍のダイニングバー「Journey×Journey」。独立開業までの過程とオープン後の日々を綴る、山本ジャーニーの営業日報。

今、私たちのお店は…2024夏①

『今、私たちの学校は…』という韓国のネットフリックスドラマ(学園ゾンビもの)があって、今回のブログのタイトルはそれを引用しています。個人的な感想としては「特別に面白いということはないけど、なんとなく全部観ちゃった」という感じでした。シーズン2が配信されても観ないと思うけど、ブログのタイトルとしては便利だし、簡潔です。

コロナ禍以降、ブログでお店のことを書くことがめっきりなくなりました。ブログだけでなく、Youtubeも、SNSもほぼ全く動かしていません(インスタは元々なんか億劫で、元々あげてないけれど)。特にこれと言って明確な理由があるわけでもないし、嫌気が差したわけでもない。私生活において何かしらの転機があったわけでもない。「なんとなく、ただただ、書く気がふっと消えた」という感じ。なんなんだろうなと思うけど、なんだかよくわからないままです。

SNSの投稿にしても、ブログにしても、動画にしても、何らかの記録として残しておけば、後々の何かに活きるかもしれないという想いが少なからずあったし、単純な備忘録としても機能するとも思うけど、じゃあ実際、目的的に自分の投稿を振り返るかと言ったらほぼ皆無に近い。むしろ、基本的に恥ずかしい。これがあと10年、20年経てば、その色合いやまた意味性も変わるのかなとも思うけど、それはそれでピンと来ない。

20年前、自分がハタチそこそこだった時のブログを今読み返すか?読み返さない。読み返したいと思うか?思わない。20年後は違うと思うか?多分違わないし、もしそうだとしたら、その時、自分は相当、暇なのだろう。

だから、たった今、久しぶりにお店のことをブログに書こうと思って、こうして一歩を踏み出したわけだけど、一体誰に向けた文章なのか、そもそも何のためなのか、未だに要領を得ていない。ただまあ、大仕事が終わったところだし、台風で予約は全てキャンセルになったし、外はざあざあ雨が降っている。先日、旧友から「お店って今、営業してるんだよね…?」と恐る恐る聞かれた。「あ、そういう感じか…」と思った、苦。

この先、読み返すことはなくとも、私たちのお店の「今」を棚卸しするにはいいタイミングなのかもしれない。