Journey×Journeyと山本ジャーニーの冒険-独立・開業と「旅食」の航海日誌-

秋葉原の多国籍・無国籍のダイニングバー「Journey×Journey」。独立開業までの過程とオープン後の日々を綴る、山本ジャーニーの営業日報。

今こそ飲食店×Shopify(ショッピファイ)②「HPない問題とHPほったらかし問題」

今こそ「飲食店×Shopify(ショッピファイ)」というタイトルでブログを先日書きました。

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飲食業の人間として、webやECに全く知見のない素人として、逆にその立場を一つポイントにShopifyを考えていきたいと思っているのです。飲食業に限らず自営業全般に通ずる部分もあるかもしれませんが、少なくとも「Shopifyについて知らないけどECには触れたことがある」という方には全く役に立たない記事になると思いますので、あらかじめご了承いただければと思います。

まず第一に僕はShopifyをECプラットフォームと捉えていない部分があります。「サーバーが頑丈で、デザインとカスタマイズ性が強く、簡単にECサイトが作れるサービス」がShopifyの強みであり魅力なのだと思いますが、ECサイトという部分に捉われずに考えると「決済システムを持ったホームページ」と切り取ることができると思うのです。言い換えれば「販売能力のあるホームページ」です。

飲食店の多くがSNSを活用し、あるいは食べログなどグルメサイト内の情報をホームページ代わりとしています。実際に最低限の情報や予約受付に限ればこれで事足りますが、それがこれからもすっと継続していくかと思うと疑問です。また飲食店が店内飲食だけにとどまらず、テイクアウトやデリバリーの充実や、自社のオリジナル商品の販売、スペース貸しなどの横展開、あるいはコンサルなどを視野に入れた場合、当然SNSやグルメサイトでは情報を網羅できません。上記のような幅を目指す飲食店が多いとは思いませんが、コロナが飲食店に示唆しているのは飲食店のそうした脱皮なのではないかと感じなくもありません。少なくとも僕自身はそうだと思っているし、そっちのほうが楽しそうだなとも感じています。

そう考えると仮に個人飲食店であってもホームページは必須だと思うのですが、そこに立ちはだかるのは「HPを作ったとしても更新しない、できない問題」。個人飲食店の中で自社のHPを持っている割合はどれくらいでしょうか。今時のお店であれば持っているお店が多いと思うけれど、全体でならせば30%にも満たないのではないかと思っています。そして、HPを持っているお店でも情報更新やお知らせを継続的に配信できているのはごく一握りではないかと思います。実際にJ×Jもそうで、ほとんど放置してしまっているのが実情です。

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更新しない、できない理由は「時間がない」、「更新する内容がない」、「SNSと比べて投稿が面倒」等々、ワードプレスなどを使っていると「そもそも操作がわからない」などのパターンもあるかと。「飲食あるある」どころではない「あるある」だと思います。

でも、この「あるある」って飲食だけに限らないと思うのです。そして、それを解決するために僕はShopifyを活用してみようと企てているのです。

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