Journey×Journeyと山本ジャーニーの冒険-独立・開業と「旅食」の航海日誌-

秋葉原の多国籍・無国籍のダイニングバー「Journey×Journey」。独立開業までの過程とオープン後の日々を綴る、山本ジャーニーの営業日報。

ドイツとハンガリーとチェコとオーストリアを5泊7日、15万円でリッチでもプアでもない普通な旅をしようvol①

若干前後することはあるけれど、毎年1月の成人式の日を挟んだ3連休を絡めて休暇をとって海外に行っています。飲食においても成功者はたくさんいるし、旅行なんてなんでもないというオーナーも少なくないと思うけど、僕としてはその旅行を毎年できていることに上出来だなと感じているし(独立当初はそんなこと全然考えられなかった)、日々のご愛顧やスタッフにとても感謝しています。何故、この時期かと言うと、単純にチケットが安いから、そして店が暇だから、その2点に尽きます。幸か不幸か、毎年きっちり暇です。

初年度:タイ3泊(スタッフと)
2年目:香港2泊(スタッフと)
3年目:タイ6泊くらい
4年目:ベトナム&香港、別で韓国、別でタイ

というわけで、アジア圏ばかり。けれどもこれについても特に不満はなくて、気兼ねなくリラックスするならやはりアジアでしょう、ということに落ち着くわけです。けれども今年に関してはどういうわけかヨーロッパ熱が沸き起こり、ちょっと挑戦してみるか、ということになったのです。

 

調べてみると思ったよりもずっと安い。勿論、乗り継ぎや格安航空券を駆使すれば10万切るとは思っていたけれど、

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直行往復で9万じゃん、しかもJALじゃん、ということで加速度的に熱は高まります。

 

勿論、ツアーとか組んじゃえばもっと安く行けるのだろうけど、そこはやはり自由に動き回りたいし、小刻みなビートとフットワークをきかせられるのがヨーロッパの魅力だし、ということで、今回はこの「成田ーフランクフルト/JAL便/¥91563」を中心に据え、お馴染みのスカイスキャナーをはじめ、色々あたってみたけれど、疲労色濃く、時が限られている37歳には「JAL」そして「直行」は何とも魅力的でこの便に決めました。


ドイツには小学生の頃住んでいたし、世界一周中も訪れているのだけど、ほとんどベルリンでぐうたらしてるだけだったので、改めて行きたいな、と。そして、我ながらいかがかと思うけど、ノイスヴァインシュタイン城行ってみたいな、ということで大トリはシンデレラ城にすることに決めました。あとは周辺をどうまわるかなんだけども、その最中、これまたびっくりの、

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フランクフルト→ハンガリー(ブタペスト)/¥2,736を発見。
(実際は受託手荷物等々でもうちょっとかかるんだけど)

ブタペストも行ったことあるんだけども、日本人宿に没し、ろくに観光してないし、にも関わらず、ハンガリーのゆるカジの感じが好きなので、リピろうじゃないかとなったわけです。ブタペストに行くことを決めれば、あとは行ったことのない街にフォーカスすればいいだけ。

というわけで、今回のヨーロッパ遠征は、

初日:フランクフルト→ブタペスト

2日目:ブタペストでゆっくり

3日目:ブタペスト→初ウィーン(オーストリア)→初チェスキークルムロフ(チェコ)

4日目:チェスキークルムロフ→初ミュンヘン

5日目:ミュンヘン→ノイスバインシュタイン城

6日目:ミュンヘン→フランクフルト→成田


という旅程で組みました。自分で言うのもなんだけど、ほぼ完璧なスケジューリングでした。ほどよくゆっくりしながら、ほどよくタイト。アクセルとブレーキの黄金律。去年のダナン-香港もやったった感が強く、 

www.journeyjourney-blog.com

完全充実ガイドとして大それた名を打ち、①〜⑫に至る一大叙事詩を書きあげましたが(あの日数でフォンニャケバン洞窟と天国の洞窟に行けたのはほんと奇蹟。ダナンに行くのであれば是非洞窟にも‼)、今回もそれに負けるとも劣らないくらいリアリアのジュージューだったので(自画自賛強めだけど、それぐらいじゃないと情報としての価値はないと思うので)、張り切って叙事ろうと思います。



ヨーロッパをハナから眼中に入れてない方の眼中に入れば幸いです。