先日、ベトナム中部のダナンに4泊5日の旅行に行ってきました。16年前にダナンは一度訪れているのですが、その時はただの商業都市といった感じで、さして興味もなくほとんど素通りでした。が、最近になって新興リゾートとして人気急上昇とのこと。一方、大企業だけでなく、ベンチャーや個人もビジネスチャンスを求めてダナンへの進出が続出しているということで、一体どんな感じになってるのかと気になって、休暇を兼ねて行ってみました。
結果、大興奮。
結論、大満足。
ダナンにすっかり骨抜きにされました。メロメロです。北部のハノイや南のホーチミンに行くのであれば断然、ダナンをおススメします。
2012年に一年間の世界一周している経験もあり、言うてもそれほどの感動はないだろうとタカをくくっていましたが、こんないいところだったのか、と度肝抜かされました。世界一周中含め、観光情報的なブログ記事は書いたことないのですが、あまりの感銘に、ここはひとつ、袖をまくって鉢巻きしめて、書き起こしてみようと思い至った次第です。
まず最初にそもそも何がいいかと言うと、ダナン近郊に4つの世界遺産が点在しているということ。
1.古都ホイアン
2.聖域ミーソン遺跡
3.フエの建造物群
そして、少し離れていますが、
4.フォンニャ=ケバン国立公園
一つの街を拠点に数時間移動の場所にこれだけの見所(しかも世界遺産)があるというのはかなり稀なことだと思います。世界一周中にまわったパリ、バンコク、イスタンブール、マドリッド、メキシコシティなど世界有数の観光都市に勝るとも劣らないほどの観光資源の豊富さではないでしょうか。しかもダナンの場合、古都、遺跡、王宮寺院、自然と一つ一つが特徴的なので、マンネリすることもありません。こういう場所って実はそう多くありません。
次にポイントになるのが物価の安さ。どういう旅行にしたいかにもよりますが、1,500円~2500円で十分立派な部屋に宿泊可能。二人で泊まれば上記価格の半額。タクシーは初乗り50円程度、ローカルバスは1時間の移動で100円ぐらい、と交通費も驚きの価格。ビールはローカルのお店であれば100円するかしないか、ワインのボトルは7,800円、フォーやバインミーも80円~150円ほど。ツーリスト向けのお店に入ってもこれの倍程度なんで、とにもかくにもリーズナブル。
そして、最後に「人がすれてない」ということ。昔はもっとぼったくりが多かったり、しつこく営業してくるイメージが強かったのですが、ツーリストが多いエリアにも関わらず、そういうのがほとんどありませんでした。最近変わったのか、たまたまなのかわからないけれど、この手のことで不快に感じることはなく、むしろ、親切でフレンドリーな印象しか残らなかったです。
前置きが長くなりましたが、というわけで、短期旅行にうってつけのダナン及びその周辺について、次回から詳しくご紹介していきたいと思いますが、最後に今回の旅行のハイライトだったフォンニャ=ケバン洞窟に入った時の動画を添えて。
この動画のようにワンダーランドがパーッと目の前に開けていくような旅行記にしたいと思ってます。