Journey×Journeyと山本ジャーニーの冒険-独立・開業と「旅食」の航海日誌-

秋葉原の多国籍・無国籍のダイニングバー「Journey×Journey」。独立開業までの過程とオープン後の日々を綴る、山本ジャーニーの営業日報。

ベトナム中部ダナン/4泊5日の完全充実ガイド⑤フエから日帰りでフォンニャケバン洞窟と天国の洞窟の2つをまわる方法

ダナンを訪れる際に旅行者を悩ませるのは「フォンニャケバン洞窟」と「天国の洞窟」の存在だと思います。以前にも記載しているとおり、ダナン周辺には①ホイアン、②ミーソン遺跡、③フエ、そして④フォンニャケバン洞窟の4つの世界遺産がありますが、方角が微妙にばらけているのと、④の洞窟が微妙に遠いという理由で、全部をまわるとなると最低でも4泊、できれば5泊が要されます。

初日:ダナン到着(ダナン泊)

2日目:フエに移動(フエ泊)

3日目:フエからフォンニャケバンに日帰りツアー(フエ泊)

4日目:フエ→ダナン→ミーソン→ホイアン→ダナン(ダナン泊)

5日目:出国

と、かなりハード。というわけで、大体は洞窟を諦めるか、ミーソン遺跡を削るかを迫られることになるかと思うのだけど、距離的に洞窟をカットする方が多数と推測(フエから片道で6時間近くかかる)。でもせっかくダナンに行くのであれば洞窟を捨てるのは勿体ない。よほど遺跡にこだわりがなければ、洞窟の方がよっぽどインパクト強いのではないかと思うのです。

そしてさらに悩ましいのはフォンニャケバン洞窟とは別で「天国の洞窟」があること。世界遺産に登録されているのはフォンニャケバンだけども、天国の洞窟を推す声も多い。であれば当然、二つとも見たいところだけども、そうするにはフエからさらに洞窟に近いドンホイという街まで行かなければならないのです。一日のうちにダナンからフエ経由でドンホイまで行くとフエ観光の時間がかなり圧迫されます。したがって、フォンニャケバンと天国の洞窟を余裕を持って両方まわるには、

 

初日:ダナン到着(ダナン泊)

2日目:ダナン観光→フエに移動(フエ泊)

3日目:フエ観光→ドンホイに移動(ドンホイ泊)

4日目:ドンホイからフォンニャケバンと天国の洞窟を日帰り(ドンホイかフエ泊)

5日目:ドンホイからダナンに移動

6日目:出国

となるのですが(夜遅くに走ってる列車を使うなどの方法もあるのですが、日本にいながら自力でそこまで組むのは難しいかと…)、1日多い上にホイアンにはいつ行けばいいんだ、という話になってしまいます。なので、フォンニャケバンと天国の洞窟を両方見るためにはどこかを削らなければなりません。けれどもネットに書いてあることが全てではないので、どうにか工夫できないか考えてみました。

フエから洞窟をまわる方法は2つあります。グループツアーに参加するか、もしくはプライベートカーをチャーターするか。グループツアー(30〜40$、入場料や昼食込み)は他のツーリストとともに団体で動くことになるけども、プライベートカーは自分の好きなように動けます(95〜110$、移動費のみ)。これは一台の金額なので人数で割れば一人頭の金額はその分安くなります。


事前情報ではフエからのプライベートカーにおいても回れるのは一か所のみとのことでしたが、どうにかして両方とも回れないか確認してみました。まずは事前にBooking.com経由で予約したホテルにメールをし、予定日にプライベートカーをチャーターできないかを確認。即レスで当日のドライバー確保(このスピード感も大変ありがたかった)。

その上で通常8時出発のところを7時発にできないかを打診し、であれば、フォンニャケバンと天国の洞窟の両方を見れないかを聞いてみたところ、即レスで了承。拍子抜けするほどあっさり了承。こういうのはやっぱりネットでサーフィンするよりも直接聞いてみるものだなあと戒めつつ、二つまわるとなると95$の料金も150$くらいにはなるだろうと覚悟していたところ、提示金額は98$。上乗せはたったの3$でした(何だか申し訳なくて、当日、別れ間際にチップを渡しました)。

 

というわけで、無事にフエからの日帰りで両方の洞窟をまわる手筈を整え、早起きして7時に出発。

 

9時ごろに30分ほど休憩。休憩中はドライバーとスマフォの翻訳機能を使いながら会話(ベトナム人はあまり英語を喋れない印象)。

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ドライバーは彼女がいたが、別れてしまったらしい。

そして到着したのはお昼の12時頃。プライベートカーでかっ飛ばしても5時間近くかかる。まずは天国の洞窟から。入った瞬間に度肝抜かされます。

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次回投稿で洞窟の内部をたっぷりご紹介させていただきたいと思います!!