Journey×Journeyと山本ジャーニーの冒険-独立・開業と「旅食」の航海日誌-

秋葉原の多国籍・無国籍のダイニングバー「Journey×Journey」。独立開業までの過程とオープン後の日々を綴る、山本ジャーニーの営業日報。

ベトナム中部ダナン/4泊5日完全充実ガイド④ランコ-&フエ編

2日目はフエへの移動日。ダナンから大体100㎞ほど北にあり、バスで2時間半〜3時間ほど。ダナンで日帰りツアーも組むこともできるし、移動するだけのツーリストバスもあるし、ローカルバスでもOK。僕はローカルバスで行くことにしました。とりあえず朝食を済ませ、

f:id:journeyjourney:20190121211224j:plain

ホイアン名物の「カオラウ」。ベトナムまぜそば(うどん)ですね。

ホテルからシティサイドにあるターミナルまではタクシーを利用。ターミナルに着くと、客引きがフエ行きのバスを案内してくれます。6万ドン(300円)でした。正確にはわからないけれど、ローカルバスはわりと頻繁に出ていて、前もって時間を決められなくていいのがローカルのメリットかなと。ただある程度乗客が集まらないと出発しなかったり、出発しても乗客を探しながら徐行している時間が長かったり。そういう部分はローカルの難点ですね。あまり時間のない方はツーリストバスを使ってサッと行くか、電車を使うのがよいかと思います(バスはハイヴァン峠をトンネルでくぐってしまいますが、電車は海岸線を走るということで景観がよいようです)。

ダナンとフエの間に「ランコー」という小さな町があります。16年前、ベトナムを旅した時、都市や観光地ではない小さな町でゆっくりしたいなと思って立ち寄ったのがランコー。今回ダナン・フエを再訪するにあたり、このランコーにも絶対来ようと決めていました。そして、当時お世話になった現地の方々を訪ねてみようと思ったのです。

f:id:journeyjourney:20190121213024j:plain

泊まっていたゲストハウスのオーナー家族。

f:id:journeyjourney:20190121213101j:plain

まだデジタルカメラがない時代。お正月に実家に帰った時に古いアルバムを引っ張り出した。

ランコ―のように小さな町であれば「もしかしたら」と思ったけれど、結局そううまくはいかず断念。気を取り直して、ビーチ沿いのレストランでビールとランチ。余談ではありましたが、ランコ―はランコ―で素敵なところです。「これからリゾート開発が進む」なんて聞いてましたが、そうなるのはどうやらまだ先のようです。ほとんどあの頃と変わらぬまま、静かなビーチ沿いの町でした。

f:id:journeyjourney:20190121214216j:plain

豚の唐揚げに甘辛いタレが絡んで美味しかった。

f:id:journeyjourney:20190121214354j:plain

ランコーが賑わうのはまだ先のよう。

f:id:journeyjourney:20190122004009j:plain

 

都合よくフエ行きのバスが通るだろうかとちょっと不安だったけど、5分も待たずに乗れた。ほどなくしてフエ到着。予約しておいたホテルもターミナルの近くだった。

www.booking.com

このホテルも恐るべきコストパフォーマンスでした。一泊1,600円とは思えないほどしっかりしてます。スタッフも皆、親切かつフレンドリーでかつゲストの相談や要望にも快く対応してくれます。翌日に洞窟を観光しに行きましたが、彼らが融通をきかせてくれたおかげでとても充実した一日になりました(詳細は次回の記事で)。

翌日の段取りをつけたのち、フエを観光。そもそも朝がゆっくりだったことと、ランコーでのんびりしすぎてしまって、閉まってるところも多く、軽く散策しただけになってしまいました(フツーにいけば十分、フエもまわれるはずです)。

f:id:journeyjourney:20190122003722j:plain

f:id:journeyjourney:20190122003747j:plain

f:id:journeyjourney:20190122003816j:plain

f:id:journeyjourney:20190122003856j:plain

f:id:journeyjourney:20190122003923j:plain


そして、翌日。今回の旅行のハイライトの一つである「フォンニャケバン洞窟」と「天国の洞窟」の日。出発が朝早かったということもあり、辺りはまだ静か。動画はホテルの部屋から撮ったフエの夜明け前です。ニワトリの鳴き声がなんだか懐かしい。

www.youtube.com

ベトナムは相変わらずのバイク社会で一日中ひっきりなしにクラクションが飛び交いますが、こんな静寂もあるのです。