Journey×Journeyと山本ジャーニーの冒険-独立・開業と「旅食」の航海日誌-

秋葉原の多国籍・無国籍のダイニングバー「Journey×Journey」。独立開業までの過程とオープン後の日々を綴る、山本ジャーニーの営業日報。

【2018年下半期の事業計画⑨パン飲みへの冒険】

あと一つ、今後注力してきたいと思っているのが2号店BOXでの「パン飲み」の展開だ。「パン飲み」というのは言葉のとおり、「パンを食べながら飲む」ということなんだけれども、今これがじわじわきていると言う。

toyokeizai.net

パン飲みが今後ブームとなるのかどうか、それはわからないけれど、流行ってからでは遅いし、仕掛けるのであれば上記記事にあるように「じわじわ」しているうちだ(もっとも東洋経済さんに取り上げている時点ですでにじわじわの域は超えているのだが)。でもまあいずれにせよ、爆発的というほどではない。であれば先行する価値はある。

とは言え、J×Jにパンを作る能力はない。だから、パンそのものではなく「パンを使った料理」に照準を絞っていきたい。

今までまったく気にも留めていなかったが、年始の嵐ツボで「2018年に絶対に流行るほぼ未上陸グルメ」で世界のサンドイッチをご紹介させていただいた以来、何かとパンを使った料理に触れることが多くなった。

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春先に自店で取り組んでいた300品チャレンジキャラバン(1.5か月で300品の新メニューを作ることに挑戦)においても多くのパン料理に触れることができた。

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チュニジアの「ラブラビ」

 

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南アフリカの「バニーチャウ」


このキャラバンは本来別の目的で始めたことで、その目的は現状コミットできていないのだけど、今回のパン飲みチャレンジにつながったのであれば、よかったなと改めて思う。自分の知らない「パン料理」が世界にはたくさんある。

こうして得たバラエティを一度体系化して、ちゃんとした形に起こし、2号店のコンテンツとして育てていきたい。2号店もオープンしてちょうど一年になる。あれこれ試してきたけれど、今ひとつ、アイデンティファイできていないのが現状だ。こうした課題を解決するためにも、このパン飲みへの冒険を推し進めていきたい。

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