Journey×Journeyと山本ジャーニーの冒険-独立・開業と「旅食」の航海日誌-

秋葉原の多国籍・無国籍のダイニングバー「Journey×Journey」。独立開業までの過程とオープン後の日々を綴る、山本ジャーニーの営業日報。

ベトナム中部ダナン4泊5日の完全充実ガイド-番外編:10時間のトランジットで香港を味わいつくす方法<上>-

4泊5日の充実したダナン旅行を終え、5日目の昼にダナンからの帰路。十分遊び尽くした大満足の旅行だったのですが、これで終わりではなく、まだ続くのです。最後のお楽しみに香港が待っています。

 

5日目、12時にダナンから香港へフライト(14時着)。そして、その日の深夜24時に香港を発ち、翌朝日本に着くというスケジュールでした。つまりトランジットで10時間近く香港を観光することができるということ。香港自体、僕は2回目でしたが、主要のスポットをまわるだけであれば10時間で十分堪能できます。香港は物価がそれなりにするということもあって(特に宿泊費)、半日ぐらいでサクッと楽しむというのもコストパフォーマンス的にはありかと思います。

というわけで、今回の旅行のハイライトとして、ダイジェスト版の香港観光スタートです。

 
空港から香港中心部までは電車で移動。そして、香港駅から地下鉄でクオリ―ベイへ。何年か前からSNSで話題になって香港の観光スポットの一つになった場所ではありますが、2年前に来た時は行かなかったので今回が初めての訪問です。

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マンションの存在そのものが一大スペクタクル。ド迫力です。

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このモンスターマンションに今まで一体どれだけの人々が暮らし、そして、どんな生活をして、どのような人生送ったのだろうかと想像すると、それだけで無限にわくわくします。

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マンションそのものが巨大な群像。

モンスターマンションのあとはお昼ごはん。近くの食堂で済ませることにしました。

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香港のポークリブ丼に、

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野菜炒め。どちらも美味しかったです。香港のローカル飯はもっともっと探求したいです。

そして、また地下鉄に乗り、今度は黄大仙(ウォンタイシン)へ。香港で最も有名な道教のお寺の一つで、占いの総本山でもあります(香港人は占いが大好き)。

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矢継ぎ早にまた中心部に戻り、今度は香港観光の目玉であるヴィクトリアピークへ。世界三大夜景の一角と言われるヴィクトリアピークに行くのにはトラムを使うのが一般的ですが、僕は時間の節約のためにタクシーを使いました。香港のタクシーは物価のわりに良心的な価格で使いやすいです。複数人による旅行であればなおさらなのでタクシーを有効に使うのが香港観光のポイントだと思います。

というわけで、世界三大夜景。

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観光客が集まる場所はやはり賑やかで落ち着きませんが、少し離れると静かに夜景を楽しめます。

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モンスターマンションを見て、香港ローカルご飯を食べて、占いで有名なお寺に行って、ヴィクトリアピークで香港の夜景を楽しんで、とここまでテンポよく香港を楽しんできてまいりましたが、半日の香港観光はまだまだ続きます。ただピークから中心部に戻るタクシー車内においては、旅行ももう終わりかとちょっと寂しい感じにはなってきましたね。

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ベトナム中部ダナン4泊5日の完全充実ガイド⑩ホイアンの夜編<下>

目星をつけていたレストランに入り、ビールを飲みながらメニューリストを確認。目当てにしていたホイアン三大グルメ「カオラウ」、「ホワイトローズ」、「揚げワンタン」のうち、カオラウ以外の2つを注文しました(カオラウはダナンでも食べていたので)。

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ホイアン三大グルメの一角「揚げワンタン」。この時すでに一眼レフはバッテリー切れ。

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米粉で作った皮の中に海老のすり身などを詰めた水餃子のような一品。見た目が白い薔薇のように見えることから「ホワイトローズ」と呼ばれています。

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カオラウはダナンでも食べていたので、

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あえての「ベトナムカレー」。ほぼタイにおけるイエローカレーと同じように感じるのですが、ベトナムの方がよりマイルドに感じます。

ビールのあとはワイン。この旅行中、何度かベトナムワインを頼みましたが、けっこうイケます。いい感じに酔いがまわってきたところで店を出て、さらにほろ酔い散歩。21時を過ぎると観光客は減ってきます。一方で、観光的戦略なのか、ホイアンホイアンで帰路に帰すまいとちょっと前までは浮かんでいなかった、よりランタンを灯したボートが浮かびます。

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次から次へと綺麗です。

 

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灯篭を売るおばあさん。僕はこのおばあさんから買いました。

たっぷりホイアンを堪能したのち、22時頃、ダナンへと戻りました。タクシーで一時間弱。遅い時間でも問題なくタクシーはつかまりますし、道も極めてスムーズです。

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ダナンに戻ったのは23時前後でしたが、ダナンの高級ホテルは夜更けることなく、鮮烈な光を放ち続けてます。ホイアンの穏やかな光とのギャップとも、ホテルに面したビーチのさざ波との対比も素敵です。

 

というわけで、フエからダナン、ダナンからホイアンホイアンからダナンとこの日も移動は多かったのですが、ホイアンが素晴らしすぎて、時間はあっというまで、胸はいっぱいで、とてもいい一日でした。

 

そして、翌日はダナンから香港へのフライトです。

 

 

 

ベトナム中部ダナン4泊5日の完全充実ガイド⑨ホイアンの夜編<上>

日が暮れるとともに街の中心部に戻り、夜のホイアンを再び散策。緩やかな川にランタンを灯したボートが浮かんでます。けして広くはないスペースに多くのボートが浮かぶので普通であれば興が冷めるところですが、一つ一つのボートが鮮やかな光を放つので、数が多いほどより幻想的にホイアンの夜を彩ります。

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晩御飯は川沿いで、と決めていたのでいったんメインストリートを外れて路地に抜けました。路地には路地の美しさがあります。

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お土産屋さんや屋台が集まる市場の方に行ってもランタンずらり。とにもかくにもひたすらにランタン。

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 どこもかしこもひたすらにランタン。

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写真を撮りながらぐるぐるとひたすら歩きました。ホイアンスマートフォン含め、カメラのバッテリーがなくなること必至です。36歳の僕ですら年甲斐もなく無我夢中でパシャパシャ撮りました。勿論、備えがあれば問題ないのですが、ポイントは昼間のホイアンにウェイトを割かないことだと思います。昼間に張り切りすぎると夜まで持ちません、苦。

そして再び、川が流れるメインストリートへと戻ります。昼間の混雑も大変なものでしたが、夜の時間の往来もすごかったです。ダナンもフエも洞窟も観光客はまばらだったのでこんなにたくさんのツーリストがいるのかと驚きました。ホイアンは小さな街なので、局所的に集中しているのだと思います。

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川沿いに連なるレストランやカフェはどこもお洒落で美味しそうなのですが、僕がお店選びに気にしていたポイントはホイアンの名物を食べられるお店かどうか。目星をつけていたお店に行ってみるとちょうどいい席が空いていたので、入店。ホイアンの夜<下>では名物グルメをご紹介しながら、後半戦をお届けしたいと思います‼


ベトナム中部ダナン4泊5日の完全充実ガイド⑧ホイアンの昼編

初日、香港経由でダナンに到着、

2日目、ダナンからフエに移動、

3日目、フエから日帰りで天国の洞窟とフォンニャケバン洞窟を堪能したのち、

 

4日目はフエからダナンに一度戻り、そこからホイアンを半日日帰りで観光しました。

 

前日の疲れもあったので4日目の朝はゆっくり起床。ここでハングリーに動いて、朝早くから出発すればホイアンだけでなく、もう一つの世界遺産「ミーソン聖域」にも行けたと思いますが、そこまでの気力は出ず…。

 

フエに来た時と同様、ローカルバスでダナンまで戻り、着いたのが12時頃。近くの食堂でランチを食べ、

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オバマ大統領がベトナムを訪れた際に食べて話題になった「ブンチャー」。ベトナム風のつけ麺。

その後、ビーチエリアから少し移動して、ローカルバスの停留所へ。15分くらい待つとホイアンに向かうバスが到着。

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一時間ほどでホイアン着。大体15時前後でした。ホイアンはとても魅力的な街ですが、メインはやはり日が暮れてランタンが灯ってからです。そう考えるとあんまり早く行きすぎると日没までちょっと間延びしてしまうような気もします。僕的には15時ぐらいでちょうどよかったなあと思います。

まずはホイアンの中でも有名なスポットである日本橋(来遠橋)を渡ります。昔、日本が朱印船貿易をしていた頃に日本人が架け、当時の日本人街と中華街を結んでいたとされています。情緒があると言えばあるのだけど、一方で変哲のない古風な橋と言ってしまえばそれまでなのだけど、来たからには見ておこうと思うし、僕だけでなく他の多くの観光客も同じような想いでこの橋に集まるのだと思います。これでもかってぐらいごった返してました。

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観光客は多いし、街のテーマパーク感は否めないのだけど、ベトナム主要都市全土に響き渡るクラクションは潜んでいるし、川の流れも穏やかで、全体的にとてもスローで和みます。適当にふらふらしながら、晩御飯を食べるにはどこがよさそうかと店の目星をつけ、あとはビールを飲みながらまったり。ランタンの街ではあるのだけど、ランタンが灯るのを待ってる時間もなんだか優雅でした。

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ちょっと歩いて、街の中心を外れればベトナムの庶民の暮らしを身近に感じられます。路地を抜け、路地に入り、また路地を抜け、を繰り返しました。

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そうこうしてるうちにゆっくりと日は落ち、ホイアンにランタンが灯りはじめました。

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楽しみにしていたランタンの街、ホイアンの美しい夜が始ります。

 


 

ベトナム中部ダナン4泊5日の完全充実ガイド⑦フォンニャケバン洞窟

14時近くまでゆっくり天国の洞窟を鑑賞し、興奮冷めやらぬまま車に乗り込み、フォンニャケバン洞窟へと移動。1時間くらいかかるということで、途中にあった食堂でドライバーとともにランチ。

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そんなに長居するつもりはなかったのだけど、ビールも飲んでいたし、ドライバーとも盛り上がってしまってつい1時間ほど滞在。これがあとでひびくことになります。

 

昼食後はまっすぐフォンニャケバンへ。フォンニャケバンは天国の洞窟と違って、小型のボートで乗り込むスタイル。これがまた冒険感があってよいのです。

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ボートに乗ってこの穴に入る。内部は天国の洞窟と同様、圧倒的は洞窟世界が展開している。

ところが時間が遅いせいか、アテにしていた場所からは入れず、来た道を戻り、別の場所でチケットを買わなければならないとのこと。ここからちょっと離れたところにチケット売り場はありました。目の前に洞窟があるというのに歯痒かったです。


チケット売り場に行くと「もう遅いからダメよ」と断られちゃいました。せっかくここまで来たんだと食い下がり、「ハーフOK!!」、「ショート、ノープロブレム‼」と交渉すると、これをわりとあっさり了承してくれました。「ダメはもんはダメ」と言われるパターンが多いのでけっこう珍しい。さらに「フツーは2000円だけど半分しか見れないから1500円でいいわよ」のような感じでちょっとおまけもしてくれました(正確な金額は覚えてないけど大体それぐらい)。「おばちゃんにそんな裁量あるのか?」と逆に心配になったけれどお言葉に甘えることに。

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牧歌的なベトナム風景を眺めながら、ボートはゆっくりと進む。

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そしてそのまま内部へ。オールで水を掻く音だけが響く静寂感がたまらなく素敵だった。

その時の動画はこちら。

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ボートから降りて、洞窟を探検します。天国の洞窟と違って道は用意されておらず、余計に広く感じます。

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動画はこちら。

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ひととおりまわったあと再びボートへ。

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月並みな言葉になりますが、自然のエネルギーにただただ圧倒され、ひたすらに感動した一日でした。帰りのボートでもなんだか黄昏ちゃいました。

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ここからはフエに戻るのみです。フエに着いたのは結局22時ぐらいでした。確かに一日で10時間の移動は大変だけれども、フエからどちらかの洞窟を見に行くのであればどちらも見たいのが心情。ツアーではなくプライベートカーをチャーターして、時間とお金を少し調整すれば、両方の洞窟を見ることができます。

 

あとはドライバーと盛り上がらないこと、笑。現地人とのコミュニケーションも旅の醍醐味ですが、それは10時間の車内でできるので、もっとうまく時間を使えばフォンニャケバンもフルで楽しめるはずです。

 

ベトナム中部ダナン/4泊5日の完全充実ガイド⑥天国の洞窟-Paradice Cave-

まずは天国の洞窟。エントランスで入場料(1300円くらい)を支払い、電気自動車で行けるところまで移動し(無料)、そこからは自力で坂道を15分ほど登ります。普段運動をしていないと息は切れるけど、つらいというほどではないです。

 

小さな洞穴のような入口を入り、階段を降りると眼前に神秘的な地下世界が広がります。

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写真のように遊歩道が綺麗に整備され、足元が滑りやすいということはないです。

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この洞窟に限らずベトナム全体に言えることだと思いますが、文化的に中国の影響が強く、街並みや色使いにおいてわりと派手だなという印象を受けました。洞窟内のライトアップに関しても、派手と言えば派手で人によっては好みの別れる部分ですが、個人的にはファンタジー感があって好きでした。

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世界最大級の洞窟と言われるだけあって、内部はとてつもなく広大で、自然が作り出した圧倒的な景色とスケールが延々と続きます。僕は1時間以上洞窟内にいたと思います。 

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一方通行になっているので途中で行き止まりとなっていて、そこから来た道を引き返すことになります。

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登りの階段もかなりのものですが、きっと興奮冷めやらぬまま大興奮でスイスイ登れるはずです‼!

最後に、下記動画は天国の洞窟内部の動画です。

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天国の洞窟を満喫したあとは世界遺産のフォンニャケバン洞窟に移動です!!

 

 

 

 

ベトナム中部ダナン/4泊5日の完全充実ガイド⑤フエから日帰りでフォンニャケバン洞窟と天国の洞窟の2つをまわる方法

ダナンを訪れる際に旅行者を悩ませるのは「フォンニャケバン洞窟」と「天国の洞窟」の存在だと思います。以前にも記載しているとおり、ダナン周辺には①ホイアン、②ミーソン遺跡、③フエ、そして④フォンニャケバン洞窟の4つの世界遺産がありますが、方角が微妙にばらけているのと、④の洞窟が微妙に遠いという理由で、全部をまわるとなると最低でも4泊、できれば5泊が要されます。

初日:ダナン到着(ダナン泊)

2日目:フエに移動(フエ泊)

3日目:フエからフォンニャケバンに日帰りツアー(フエ泊)

4日目:フエ→ダナン→ミーソン→ホイアン→ダナン(ダナン泊)

5日目:出国

と、かなりハード。というわけで、大体は洞窟を諦めるか、ミーソン遺跡を削るかを迫られることになるかと思うのだけど、距離的に洞窟をカットする方が多数と推測(フエから片道で6時間近くかかる)。でもせっかくダナンに行くのであれば洞窟を捨てるのは勿体ない。よほど遺跡にこだわりがなければ、洞窟の方がよっぽどインパクト強いのではないかと思うのです。

そしてさらに悩ましいのはフォンニャケバン洞窟とは別で「天国の洞窟」があること。世界遺産に登録されているのはフォンニャケバンだけども、天国の洞窟を推す声も多い。であれば当然、二つとも見たいところだけども、そうするにはフエからさらに洞窟に近いドンホイという街まで行かなければならないのです。一日のうちにダナンからフエ経由でドンホイまで行くとフエ観光の時間がかなり圧迫されます。したがって、フォンニャケバンと天国の洞窟を余裕を持って両方まわるには、

 

初日:ダナン到着(ダナン泊)

2日目:ダナン観光→フエに移動(フエ泊)

3日目:フエ観光→ドンホイに移動(ドンホイ泊)

4日目:ドンホイからフォンニャケバンと天国の洞窟を日帰り(ドンホイかフエ泊)

5日目:ドンホイからダナンに移動

6日目:出国

となるのですが(夜遅くに走ってる列車を使うなどの方法もあるのですが、日本にいながら自力でそこまで組むのは難しいかと…)、1日多い上にホイアンにはいつ行けばいいんだ、という話になってしまいます。なので、フォンニャケバンと天国の洞窟を両方見るためにはどこかを削らなければなりません。けれどもネットに書いてあることが全てではないので、どうにか工夫できないか考えてみました。

フエから洞窟をまわる方法は2つあります。グループツアーに参加するか、もしくはプライベートカーをチャーターするか。グループツアー(30〜40$、入場料や昼食込み)は他のツーリストとともに団体で動くことになるけども、プライベートカーは自分の好きなように動けます(95〜110$、移動費のみ)。これは一台の金額なので人数で割れば一人頭の金額はその分安くなります。


事前情報ではフエからのプライベートカーにおいても回れるのは一か所のみとのことでしたが、どうにかして両方とも回れないか確認してみました。まずは事前にBooking.com経由で予約したホテルにメールをし、予定日にプライベートカーをチャーターできないかを確認。即レスで当日のドライバー確保(このスピード感も大変ありがたかった)。

その上で通常8時出発のところを7時発にできないかを打診し、であれば、フォンニャケバンと天国の洞窟の両方を見れないかを聞いてみたところ、即レスで了承。拍子抜けするほどあっさり了承。こういうのはやっぱりネットでサーフィンするよりも直接聞いてみるものだなあと戒めつつ、二つまわるとなると95$の料金も150$くらいにはなるだろうと覚悟していたところ、提示金額は98$。上乗せはたったの3$でした(何だか申し訳なくて、当日、別れ間際にチップを渡しました)。

 

というわけで、無事にフエからの日帰りで両方の洞窟をまわる手筈を整え、早起きして7時に出発。

 

9時ごろに30分ほど休憩。休憩中はドライバーとスマフォの翻訳機能を使いながら会話(ベトナム人はあまり英語を喋れない印象)。

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ドライバーは彼女がいたが、別れてしまったらしい。

そして到着したのはお昼の12時頃。プライベートカーでかっ飛ばしても5時間近くかかる。まずは天国の洞窟から。入った瞬間に度肝抜かされます。

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次回投稿で洞窟の内部をたっぷりご紹介させていただきたいと思います!!

 

ベトナム中部ダナン/4泊5日完全充実ガイド④ランコ-&フエ編

2日目はフエへの移動日。ダナンから大体100㎞ほど北にあり、バスで2時間半〜3時間ほど。ダナンで日帰りツアーも組むこともできるし、移動するだけのツーリストバスもあるし、ローカルバスでもOK。僕はローカルバスで行くことにしました。とりあえず朝食を済ませ、

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ホイアン名物の「カオラウ」。ベトナムまぜそば(うどん)ですね。

ホテルからシティサイドにあるターミナルまではタクシーを利用。ターミナルに着くと、客引きがフエ行きのバスを案内してくれます。6万ドン(300円)でした。正確にはわからないけれど、ローカルバスはわりと頻繁に出ていて、前もって時間を決められなくていいのがローカルのメリットかなと。ただある程度乗客が集まらないと出発しなかったり、出発しても乗客を探しながら徐行している時間が長かったり。そういう部分はローカルの難点ですね。あまり時間のない方はツーリストバスを使ってサッと行くか、電車を使うのがよいかと思います(バスはハイヴァン峠をトンネルでくぐってしまいますが、電車は海岸線を走るということで景観がよいようです)。

ダナンとフエの間に「ランコー」という小さな町があります。16年前、ベトナムを旅した時、都市や観光地ではない小さな町でゆっくりしたいなと思って立ち寄ったのがランコー。今回ダナン・フエを再訪するにあたり、このランコーにも絶対来ようと決めていました。そして、当時お世話になった現地の方々を訪ねてみようと思ったのです。

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泊まっていたゲストハウスのオーナー家族。

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まだデジタルカメラがない時代。お正月に実家に帰った時に古いアルバムを引っ張り出した。

ランコ―のように小さな町であれば「もしかしたら」と思ったけれど、結局そううまくはいかず断念。気を取り直して、ビーチ沿いのレストランでビールとランチ。余談ではありましたが、ランコ―はランコ―で素敵なところです。「これからリゾート開発が進む」なんて聞いてましたが、そうなるのはどうやらまだ先のようです。ほとんどあの頃と変わらぬまま、静かなビーチ沿いの町でした。

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豚の唐揚げに甘辛いタレが絡んで美味しかった。

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ランコーが賑わうのはまだ先のよう。

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都合よくフエ行きのバスが通るだろうかとちょっと不安だったけど、5分も待たずに乗れた。ほどなくしてフエ到着。予約しておいたホテルもターミナルの近くだった。

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このホテルも恐るべきコストパフォーマンスでした。一泊1,600円とは思えないほどしっかりしてます。スタッフも皆、親切かつフレンドリーでかつゲストの相談や要望にも快く対応してくれます。翌日に洞窟を観光しに行きましたが、彼らが融通をきかせてくれたおかげでとても充実した一日になりました(詳細は次回の記事で)。

翌日の段取りをつけたのち、フエを観光。そもそも朝がゆっくりだったことと、ランコーでのんびりしすぎてしまって、閉まってるところも多く、軽く散策しただけになってしまいました(フツーにいけば十分、フエもまわれるはずです)。

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そして、翌日。今回の旅行のハイライトの一つである「フォンニャケバン洞窟」と「天国の洞窟」の日。出発が朝早かったということもあり、辺りはまだ静か。動画はホテルの部屋から撮ったフエの夜明け前です。ニワトリの鳴き声がなんだか懐かしい。

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ベトナムは相変わらずのバイク社会で一日中ひっきりなしにクラクションが飛び交いますが、こんな静寂もあるのです。

 

ベトナム中部ダナン/4泊5日完全充実ガイド③ダナンの夜編

ホテルのテラスでビールを2杯飲んで、初日の夜はどうしようかと検討し、まずはとりあえず繁華街に行ってみることに。

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ホテルがあるのはビーチエリアで、昼間はこんな感じ。海も綺麗だけど、南の島の透きとおるようなレベルではなかったです(一応、雨季だし)。

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海岸線と並行するように建ち並ぶ高級ホテル群。中国資本がどっぷり入ってる感満載。

ビーチエリアからドラゴンブリッジを渡るとシティエリアへ。このドラゴンブリッジもちょっとした観光スポットで土日は炎のショーがあるとのこと。ちょっと日程的に合わなかったのでこれはスルー。他にも郊外にバーナーヒルズなど見所もあるのだけど、このあたりは洞窟を優先して割愛しました。

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遠目に見えるのがダナンの象徴、ドラゴンブリッジ。

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そして目抜き通りであるバクダンストリート

ちょっと路地に入ったローカルな屋台でフォーとチャージョー(揚げ春巻き)を食べながら、ビールを飲み、再びどうするかを考える。この時間がけっこう長いのです、笑。もっと前もって決めておけばもっと効率よくまわれると思います。

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定番「牛肉のフォー」

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ローカルなお店では生春巻きよりもこちらの揚げ春巻きの方がポピュラー

ルーフトップバーもいいなと思ったけれど、結局クラブに行ってみることに。

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ダナンでぼちぼち有名なクラブ「ニューフンドン」

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フロアはこんな感じです。一眼は預けなきゃいけなかったけれど、スマフォでの撮影はOK

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トイレ。日本でも海外でもクラブには数回しか行ったことないのでよくわからないのだけど、往々にしてこういうノリなのか。あるいはこのクラブがセクシーなのか。

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時間が早かったからなのか、いつもこうなのかもちょっとわからないけど、それほどノリノリでもないし、ガブガブ飲んでる人も踊ってる人も少ないし、ナンパ/逆ナンパ感もなく、全体的に中途半端感が強かったような気がします。個人的にはそのゆるい感じが好きだったし、楽しかったけれど。ドリンクは800円~でした。エントランスはなし。軽く一杯飲み行くだけ、っていう使い方もできるかと。

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ベトナムの〆はこれか、フォーになるでしょう。

最後はホテルの近くの露店で売っていたバインミー。旅行中食べた食事の中でこのバインミーが一番美味しかったかも。サキイカが入ってましたね、飲食店の人間としては勉強になります。


2日目は早速、フエに移動します!!

ベトナム中部ダナン/4泊5日の完全充実ガイド②チケット手配・出国編

休暇の渡航先として他の国も色々と候補にあがりましたが、

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というわけで、今回の行先はベトナム中部に決まりました。参考程度にパッケージツアーも確認しました(ツアーもかなり安い)が、融通と小回りがきくように航空券のみでチェック。

まずはスカイスキャナーで検索。最近はスカイスキャナーで済ませちゃうことがほとんどですが、ストップオーバーやオープンジョーを考えると、エイビーロードやトラベルコが古参のサイトが有効だったりすることもたまにあるし、時々そっちのほうが安かったりもするので一応、チェック。LCCのWEBサイトに直接飛んで確認するときもあるし、ANAマイルが使える特典航空券も見るけれど、大抵、スカイスキャナーで落ち着きます。

ダナンへの直行便も出てるは出てるけど、香港経由が多かったのでストップオーバーも視野に入れ、細かく検索。香港で一泊するかどうか迷った挙句、2回目だし、物価もそれなりだし、半日あれば十分だろうということで復路で軽く立ち寄ることに決めました。

すると、

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希望にぴしゃりなチケット発見。日本の三連休が絡んだ日程で、帰りに12時間香港観光ができて、この価格であれば買いかなと。スカイスキャナーの価格は常に変動するので実際買った時はこれよりちょっと高かったけれど、まあよしでしょう。成田-香港は香港航空だし(LCCじゃないし)。ちなみにスペインの代理店(webサイト?)が取り扱ってるチケットでちょっと不安だったけれど、問題なく無事出国。

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なんだかよくわからないけど、機体に「手羽先」の文字。

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香港の空港で目玉焼きとスパムがのったラーメンみたいなものを食べ、2時間半ほど待機。

そして、17時に空港着。小さい空港なのであっというまに入国審査も完了。空港を出ると脇で高校生がダンスの練習をしてました。のどかなところのようです。もっとガンガンにタクシー運転手が攻めてくるかと思いきや、Grab(東南アジアのUberのようなもの)のドライバーがちょっと寄ってきたぐらいで難なく乗車。メーター交渉の必要もなく、そのまま市内を抜け、ホテルのあるミーケビーチへ。10万ドン(500円)くらい。ちょっと拍子抜けってくらいにスムーズ。

宿はBooking.comで手配済み。元バックパッカーとしては少し寂しく感じてしまうほどの便利さ。トリバゴでもチェックしてみたけど、とりあえず今回に関してはどこを通しても同じような感じでした。もうほとんどインターフェースの好みの問題かと。ダナンで泊まったのはこちら。

www.booking.com

一泊2100円ほど。リゾート感はないけれど、ロケーションもよかったし、普通に泊まるだけなら普通に十分に素敵かと。レストラン併設で朝食を食べたり、ビールを飲んだり、コンデンスミルクたっぷりのベトナムコーヒーを味わいながらゆっくりできてよかったです。スタッフさんたちの対応もとてもよく、日本が「おもてなし」を大々的にアピールできるのも今のうちだけなんじゃないかと思ったり。

といった感じで、荷物を下ろし、ベトナム仕様に着替えを済ませ、初日の夜に繰り出しました。